今週のコラム 第二十五回

最強のディフェンディングマシーン
 チャールズ・ジョンソン

  
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  メジャーリーグのキャッチャーとしてすかさず浮かんでくる名前といえばレンジャースのイヴァン・ロドリゲスにメッツのマイク・ピアザ。ニューヨーク・ヤンキースのポサダあたりが浮かんでくるとちょっとマニアックですね。
 現在、打撃、守備ともっともバランスの取れた捕手として尊敬のまなざしを一身に受けるのがご存じイヴァン・ロドリゲス。長打力を併せ持った確実な打撃、盗塁する機会さえ与えない類い希な強肩。捕手としての理想像とさえ言われるくらいです。
 同じくらいの賞賛を得てもおかしくないのがフロリダ・マーリンズの正捕手チャールズ・ジョンソン。マーリンズが初優勝した1997年当時の捕手であるが、その後の球団の経営不振にともないドジャース、オリオールズホワイトソックスなどを転々とし、今年から再びマーリンズでマスクをかぶることに。
 どうしてもキャッチャーというとイヴァン・ロドリゲスというイメージが強いがエラーしない、ということだけに限ってみればジョンソンはロドリゲスのはるかに上をいくのです。
 ジョンソンの最大の特徴はフットワークの良さ。常に体の中心でボールを捕球。これはロドリゲスにもできていないことです。ジョンソンの構えを見れば、その秘密は簡単にわかります。まるで内野手のように腰の位置が高いのです。腰を落とすと、どうしても動きが悪くなってしまうことは容易に想像できることでしょう。
 ジョンソンの素晴らしさは守備だけではありません。元々飛ばす力はもっていましたが、確実性に欠けていました。ところがここ数年で課題であった確実性を身につけ、打者としても一流の道を歩み始めました。

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