今週のコラム第二十回

快投豪打 〜マイク・ハンプトン 
 98年までの成績は、そこそこの成績を残せる左投手といった目立たない成績だったが99年にアストロズで22勝をあげていきなりブレイク。翌年トレードでニューヨークメッツへと移籍し、歴史的な日本での開幕投手となったことはみなさんの記憶にも新しいところでしょう。
さて、そのハンプトン投手は昨年フリーエージェント権を獲得し、今年からはコロラド・ロッキーズへと移籍し、6月1日現在、なんと7勝2負、防御率2.68という、このままいけば、まず間違いなく過去最高の成績を残せそうな気配です。昨年の開幕戦を見た限りでは最悪の投手だったんですけどね。とにかくストライクが入らず、ダラダラとした試合展開を作った元凶だったんですけどね。
ハンプトンの最大の特徴はコントロールや球威、スタミナといった投手本来が求められる資質以上にマウンド度胸と負けん気の強さ、そして緩急をつけた投球スタイルです。
 まだ28歳と若いのに、老練なピッチングスタイル。もっとコントロールを磨くことができれば、左投げのマダックスにでもなれるのだろか?
 今年から打席に立たなければならなくなったハンプトン。ところがすでに5本塁打と、打者顔負けの猛打ぶり。9%余計に打球が飛ぶと言われるクアーズフィールドですが、この数字は立派過ぎるもの。打ってもすごい人だったんですね。
 バッターズヘブン、クアーズフィールドでの活躍ぶりは21世紀型投手のありかたを暗示しているのかもしれません。

2001.6.01K

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