今週のコラム第十九回

頭脳派No.1プレーヤー〜長谷川 滋利 
 今、もっとも地味な活躍をしている日本人メジャーリーガー,、それはアナハイム・エンゼルスの長谷川滋利投手ではないでしょうか。
伊良部投手じゃないかって?彼はリハビリ中ですし、行動は目立っていますから、やはり長谷川投手ではないでしょうか?
 長谷川投手は「アメリカで生活したいから、そのための手段としてメジャーで仕事をしている」と語っています。野茂投手がメジャーリーグで野球をやりたいから渡米したのとは異なり、アメリカで生活したいからメジャーで仕事を続ける長谷川投手はやはり異質ではないでしょうか?
 その長谷川投手ですが、現在のメジャーリーグの中で、もっとも頭脳的なピッチングができる投手ではないかと思います。以前のコラムでも書きましたが、とにかく彼の分析能力の高さには驚かされるものがあります。マダックスがさらに上をいくのではないかって? マダックスの場合は、コントロールとチェンジアップが素晴らしいのであって、選手に対する分析能力のためではないのです。
 長谷川投手はひとことで言えば「オタク投手」。
対戦するすべての選手を細かく分析し、頭にたたき込んであります。
この知識を生かせば引退後も十分に仕事があるはずです。
そういえば吉本興業と契約しているんでしたね。
 彼の連載コラムは日経新聞で読むことができますが、これがまた素晴らしい。一度読まれることをおすすめします。
 アメリカにきてもっとも変化したのはストレートのスピードではないでしょうか?
今はコンスタントに150キロ出せますからね。日本にいた頃は、若い頃から140キロ程度でおやじ臭いピッチングをしていましたが、いまは違います。
 さて、長谷川投手といえば日本在籍時からローリングスのグラブの愛好者。とはいえ、日本在籍時はアシックス社のライセンス生産ものでしたが、最近はほかのメジャーリーガー同様にアメリカで販売されているローリングスのグラブを使っているようです。色はずっと黒です。そしてバスケットウエッブにオープンバック、サイズはたぶん12インチではないでしょうか?
 シューズはアシックスを愛用していますね。イチロー選手も履いていることで少しはアメリカでも有名になってきたかな?
 アメリカでもアシックスのベースボールシューズは販売されていますがこれが驚くほどに安かったりします。なにしろブランド力がないものですから価格で勝負しているようです。店によっては10ドル以下で売っていたりもします。
しかし、巨人ナイキ、老舗プーマ、定番アディダス、そして新興勢力フィラの存在するアメリカで勝負になるのでしょうか?暖かく見守りたいと思います。

2001.5.26K



BACKNUMBERS

第1回
アレックス・ロドリゲス

第21回
リッチ・オリリア

第2回
ノマー・ガルシアパーラ

第22回
カル・リプケンJr.

第3回
デレク・ジーター

第23回
トロイ・パーシバル

第4回
レイ・オルドニェス

第24回
ブレット・ブーン

第5回
ケン・グリフィJr

第25回
チャールズ・ジョンソン

第6回
サミー・ソーサ

第26回
日米プロ野球・後半戦展望

第7回
トニー・グゥイン

第27回
オジー・スミス

第8回
モー・ボーン

第28回
ルイス・ゴンザレス

第9回
アルバート・ベル

第29回
グレッグ・マダックス

第10回
ペドロ・マルチネス

第30回
マグリオ・オルドネス

第11回
ポーキー・リース

第31回
ランディ・ジョンソン

第12回
バーニー・ウィリアムス

第32回

第13回
アンドリュー・ジョーンズ

第33回

第14回
フランク・トーマス

第34回

第15回
イワン・ロドリゲス

第35回

第16回
マイク・ピアザ

第36回

第17回
大家 友和

第37回

第18回
ダグ・ミエントキヴィッチ

第38回

第19回
長谷川滋利

第39回

第20回
マイク・ハンプトン

第40回


(新しいウィンドウで開きます。メニューフレームがない場合に押してください。)