今週のコラム  第七回

3108回の喝采〜トニー・グゥイン〜
 バリー・ボンズカル・リプケン……スーパースターも30代後半にもなると引退の話とともに野球殿堂に入れるのかどうかという話題が持ち上がります。
リプケンもボンズもまず間違いなく殿堂入りするでしょうが、トニー・グゥインも確実視される1人でしょう。
読売巨人軍のマルチネスのような体型からは想像ができないようなやわらかいバッティングで、首位打者を獲得すること実に8回。3年前のヤンキースとのワールドシリーズではライトスタンドへ豪快なホームランを打ち込みましたが、本来は低いライナーでヒットを飛ばす安打製造機。グゥインは今のメジャーでは珍しく、入団してから今日までパドレス一筋。年俸はロドリゲスの28億円の約1割、3億円に過ぎないのだ。なぜ?それはグゥインがサンディエゴの地でプレーをしたいと希望し、球団側はそれならとばかりに年俸の抑えにかかっているからなのだ。球団のやりかたに疑問を感じながらもグゥインの地元精神には恐れ入るばかりです。金儲けのためなら、いつでも10億円以上稼げるはずですから。
グゥインは外観からは想像できないほど俊敏な動きを見せます。さすがに近年は踵の持病のため、シャープな動きに衰えは見えますが、かつてはゴールデングラブ賞も獲得したほどの守備の名手でもあったのです。

グラブはローリングスのHFで、黒地にタンのファイアーボール。いかにもアメリカンな、思い切り派手なデザインですね。外野手らしく13インチというフルサイズのグラブでダブルHウエッブにファストバック……おっと、これはサミー・ソーサモデルと非常に似ていますね。
バッティンググラブはフランクリン。今でこそナイキやアディダスの人気が高いのですが、メジャーといえばフランクリンですよね。35歳以上のメジャーリーガーって、もしかしたらほとんどの選手がフランクリンのバッティンググラブを愛用しているのではないでしょうか?グゥインをはじめ、ボンズ、リプケン、マグワイア……当店でも近日中に用意したいと思います。
おっと、今年一杯で見納めとなりそうなグゥイン選手。ぜひともそのバッティングを生で見てみたいと思います。

                               2001.3.3.K

BACKNUMBERS

第1回
アレックス・ロドリゲス

第21回
リッチ・オリリア

第2回
ノマー・ガルシアパーラ

第22回
カル・リプケンJr.

第3回
デレク・ジーター

第23回
トロイ・パーシバル

第4回
レイ・オルドニェス

第24回
ブレット・ブーン

第5回
ケン・グリフィJr

第25回
チャールズ・ジョンソン

第6回
サミー・ソーサ

第26回
日米プロ野球・後半戦展望

第7回
トニー・グゥイン

第27回
オジー・スミス

第8回
モー・ボーン

第28回
ルイス・ゴンザレス

第9回
アルバート・ベル

第29回
グレッグ・マダックス

第10回
ペドロ・マルチネス

第30回
マグリオ・オルドネス

第11回
ポーキー・リース

第31回
ランディ・ジョンソン

第12回
バーニー・ウィリアムス

第32回

第13回
アンドリュー・ジョーンズ

第33回

第14回
フランク・トーマス

第34回

第15回
イワン・ロドリゲス

第35回

第16回
マイク・ピアザ

第36回

第17回
大家 友和

第37回

第18回
ダグ・ミエントキヴィッチ

第38回

第19回
長谷川滋利

第39回

第20回
マイク・ハンプトン

第40回


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