今週のコラム  第四回

ハバナの熱い風〜レイ・オルドニェス〜

ロドリゲスジーターガルシアパーラ……今でこそ打って、走って、守れる遊撃手がそろったが、伝統的にショートといえば守ってナンボのポジションだった。打撃力を生かすためにショートからサードへのコンバートというのはよく見られる光景である。カル・リプケンや日本では石毛宏典。彼らは肉体的な衰えを補いながら打撃力を生かすためにサードへと移っていったのだ。
 ご存じの通り、サードとショートでは試合中の疲労度が大きく違う。ショートはランナーがいなくても打球が左中間を抜ければカットプレーに入り、ランナーが1塁にいれば、それこそ1球づつランナーの動きを注意し、捕手からの送球に備える。
現在メジャーで伝統的なショートストッパーといえばもちろんニューヨークメッツのレイ・オルドニェス。オズの魔法使いオジー・スミスの後継者としてその地位を確保したと同時に、すでにオジーを超えたという声も聞こえてくる。
 昨年は残念ながら前腕の骨折のためシーズンを棒に振ってしまったが、今年はまた素晴らしいプレーを見せてくれることだろう。
 さて、レイ・Oの広い守備範囲、強力な鉄砲肩、華麗なグラブさばき……真似のしようがないとあきらめるのはまだ早い。
 レイ・Oの広い守備範囲は構えを真似するだけでも近づけることができる。レイは投手の手からボールが離れる瞬間に2〜3歩前進する。わずかに動くことで筋肉が即座に動ける状態になるのだ。
 これはぜひ真似をしてもらいたいプレーだと思う。いつも守っている位置よりの2〜3歩深く守っておけばいいだけだ。そして投球と同時に2〜3歩前に動く。これだけで打球に対する反応は確実に早くなるはずです。
 レイ・OといえばウイルソンのA2000 1786。ブルーの地に紐はオレンジと、メッツカラーにしてあるのがオシャレだ。色違いの1786が間もなく入荷される予定ですが、真似するのはくれぐれも守備だけにしておかれたほうが…

2001.2.9 K



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レイ・オルドニェス

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